大変多くのご応募をいただき、誠にありがとうございます。
3,094件の応募作品の中から厳正な審査を行ない、受賞作品を決定いたしました。
審査結果をここに発表いたします。
「苗と大地のいとなみ」
塩川町吉沖の水田(喜多方市)
石田 俊輔さん[福島県喜多方市]
「わたしのイチオシ」
道の駅あいづ 湯川・会津坂下(湯川村)
成田 尚美さん[福島県会津若松市]
審査員代表 箭内道彦氏コメント
この写真にもしあわせの風が吹いています。笑顔はやはり、何より雄弁な、世界の共通言語ですね。日差し、前髪(お母さんが切ってくれたのかな)、ほっぺた、服とパッケージの色、嬉しそうなまなざし。湯川村の道の駅で、大好きなものに見せた表情、大好きな人に見せた表情が、観る者を惹きつけて離しません。
「毎年必ず来る田舎の絶景」
丹露盤(伊達市)
西戸 洋介さん[神奈川県]
審査員代表 箭内道彦氏コメント
空と雲。美しい山並み。広がる町。豊かな緑。その絶景に見惚れる子供の後ろ姿。非常に完成度の高い構図です。二人の子供と一緒に景色を見渡すように凛と佇む手前の樹木と岩のシルエットも、まるで生き物のよう。神奈川からこの場所に毎年来てくれているのですね。来年も、待っています。
※県外在住の方の応募作品から選出。
「会津みしらず柿」
大戸町の柿畑(会津若松市)
坂本 行司さん[栃木県]
審査員 箭内道彦氏コメント
栃木から会津にようこそ。ブルーグレーの世界に実の色のコントラストが美しく、柿の木を見下ろすアングルが新鮮です。「会津みしらず柿」は、一本の樹に多くの実を付けることから「身のほどを知らず」と名づけられたのだそうです。実と雪の重さを、黒い枝と幹が頭を垂らすように支える姿を捉えています。
※25歳以下の方の応募作品から選出。
「Show new road」
入水鍾乳洞(田村市)
坂井 瑛さん[福島県いわき市]
審査員 箭内道彦氏コメント
田村市にある入水鍾乳洞の最奥で撮影された二十歳の男性の作品。「Show new road」というタイトルが付けられています。まるで巨大な生物の体内に迷い込んだような神秘とダイナミズム。差す光とその先。二次元の写真に表現された深い四次元の空間。若い感性が表現した瑞々しい世界です。
「マジックアワーを走る阿武隈急行」
田園を走る阿武隈急行
寺島 ゆかりさん[福島県福島市]
伊達市コメント
夕焼けに染まる空の下、阿武隈急行と伊達市の田園風景が見事に調和した情景が心を奪います。水田に映るマジックアワーの色合いと阿武隈急行の姿が柔らかな光とともに引き立ち、車窓越しに広がる山並みが地域の豊かな自然を感じさせます。阿武隈急行を通じて巡る伊達市の静かな時間の流れと魅力を、この一枚でより多くの方々にお届けできることを願っています。
「川面を染めて」
いしかわ桜谷
吉田 進さん[福島県石川町]
石川町コメント
まちなかを流れる川沿いに咲く約2,000本の桜並木。その姿は、江戸時代に詠まれた俳句から「いしかわ桜谷」と呼ばれ、たくさんの観桜客でにぎわいます。
この作品は、子どもから大人までが集う文教福祉複合施設「モトガッコ」をはじめとした文教地区を流れる今出川で撮影いただき、満開の桜と夕焼けに照らされた川面のコントラストが美しく、日中とはまた違った景色を見せてくれます。
このポスターを全国の皆さんに見ていただき、石川町の桜の魅力を知っていただきたいと思います。
「夕陽を受けて」
城山公園から望む田園風景
水野 晴夫さん[福島県白河市]
浅川町コメント
浅川町のシンボル「城山」からの景色は町を一望できる絶好のロケーションであり、町の誇りでもあります。受賞された作品は、夕陽に照らされた那須連峰や田園風景、桜がとても美しく、心が癒される風景となっています。
また、この雄大な自然の中を走る水郡線の姿を見て、水郡線に乗って旅に出かけたいと思わせてくれるような、素晴らしい作品となっています。
「桜の麓で」
三春滝桜
村上 淳さん[東京都]
三春町コメント
三春町は一万本の桜の木がある桜の名所の町です。
日本三大桜のひとつである三春滝桜は見る角度でいろいろな表情を見せてくれます。
花の美しさ、幹の力強さなどお気に入りの滝桜を探しに三春町へ
「来て」 ください。
「気高く咲く」
湯遊ランドはなわダリア園
鈴木 達也さん[福島県白河市]
塙町コメント
塙町といえば、ダリアが有名です。夏から秋にかけて咲き誇るダリアは、町のシンボルであり、湯遊ランドはなわダリア園や町内各所で楽しめます。湯遊ランドはなわダリア園では約300種5,000株のダリアが咲き、特に朝晩の気温差が大きい夏の終わり頃からはダリアの色が一層鮮やかになり見事です。塙町の魅力を、気高く咲くダリアの写真を通して多くの方に知っていただける機会となればいいと思います。
「磐椅神社の5円玉」
磐椅神社
吉田 美早紀さん[福島県猪苗代町]
猪苗代町コメント
磐椅神社は、会津藩祖保科正之公が信仰したことでも知られる神社で、春には会津五桜の一つである「大鹿桜」や、樹齢800年以上の鳥居杉に根付いた山桜「えんむすび桜」などが美しく咲き誇ります。このポスターを通じて、猪苗代町に「来て。」いただき、町の魅力を知っていただきたいと思います。
「雪景色と大鳥居」
北田天満宮の大鳥居
松本 淳さん[福島県楢葉町]
楢葉町コメント
北田天満宮の大鳥居は、復興の願いを込めて建てられた高さ
17.2メートルの県内最大級の鳥居です。
楢葉町は年間を通して温暖な気候ですが、年に数回しか降らない雪のタイミングで大鳥居の朱色が強調され、空撮により木戸川や太平洋を併せて画角に収めた見事な1枚です。
近くにはキャンパーや家族連れに人気の「天神岬スポーツ公園」、抜群のロケーションの露天風呂やサウナが楽しめる「しおかぜ荘」もあり、このポスターを見て全国からたくさんの方が楢葉町に来ていただけることを期待しています。
「幻想の桜回廊」
夜の森の桜のトンネル
佐藤 史和さん[福島県伊達市]
富岡町コメント
富岡町の「夜の森の桜のトンネル」は、町のシンボルであり、誇りです。
その壮大な桜の美しさは、長い時間をかけて桜を守ってきた町民の絆でもあります。
開花の時期にはライトアップを行っており、日中とはまた違う、幻想的な姿を現すでしょう。
この「来て。」ポスターがきっかけとなり、夜の森の桜のトンネルを見るために、多くの皆様が富岡町に「来て。」いただけたらと願っております。
箭内 道彦 氏
福島県クリエイティブ
ディレクター
「頂への道」
観音沼森林公園(下郷町)
大塚 昇さん[栃木県]
審査員 箭内道彦氏コメント
下郷町。冬の観音沼で撮影者の方が出遭った自然の芸術。創り出すこともアートですが、それを見つけ、見立てることもアートです。厳しさと穏やかさが共存する世界。微妙な陰影が教えてくれる立体。生命感。デッサンのような灰色の階調。グレーは、無数の色彩が生み出す色でもあります。
小杉 幸一 氏
福島県「ふくしまプライド。」
「来て。」アートディレクター
「雪べこ」
道の駅にしあいづ(西会津町)
粕谷 佳史さん[新潟県]
審査員 小杉幸一氏コメント
どんなことがあろうとも、抗い、
上を向き続ける素朴な強さに素直に心を打たれました。
ずっと見ているはずの赤べこの「赤」が
もっと生き生きと、鮮やかに感じられました。
石井 麻木 氏
写真家
「雪国の玄関」
磐梯熱海温泉(郡山市)
古山 拓巳さん[千葉県]
審査員 石井麻木氏コメント
凍てつく寒さの中、寄り添い並ぶふたつの雪駄。
あたたかさを感じる陽射しと眼差し。
何気ない光景にこそ何もかもが詰まっている。
守りたい時間。会話。空気すら写っている。
愛おしい日常が続きますように。
半沢 健 氏
フォトグラファー/ムービーカメラマン
「晩秋の炎舞」
松明あかし(須賀川市)
日下部 博一さん[福島県二本松市]
審査員 半沢健氏コメント
松明の迫力と人との対比が鮮明で、思わず目を奪われました。炎の圧倒感が写真越しにも伝わり、実際にこの光景を見てみたいと思いました。その場の空気や熱が想像できるほど臨場感があり、伝統行事としての重みも伝わりました。
福島県広報課長
「来て。」ポスター作成担当
「浪江の海で舞う請戸の神楽」
請戸海岸(浪江町)
渡辺 和哉さん[山形県]
審査員 福島県広報課長コメント
東日本大震災で甚大な津波被害を受けた浪江町の請戸海岸。この海岸で13年ぶりに伝統の請戸神楽が披露されました。ふくしまの復興への願いと慰霊の思いを胸に沖に向かって舞う獅子の姿に、海と共に生きてきた地域の伝統と文化が蘇るのを感じました。ぜひふくしまに来て、広い県土の各地で受け継がれる地域の宝「民族芸能」をご覧ください。
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箭内 道彦 氏
福島県クリエイティブディレクター
クリエイティブディレクター。東京藝術大学美術学部デザイン科教授。郡山市出身。タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」、リクルート「ゼクシィ」など、既存の枠に捉われない話題の広告キャンペーンを数多く手掛ける。
福島県クリエイティブディレクターとして、福島県公式ポスターをはじめ、「ふくしまプライド。」「ふくしままっぷ」「MIRAI2061」「ふくしま知らなかった大使」「もっと知って ふくしま!」「ひとつ、ひとつ、実現するふくしま」など様々な発信を監修。2011 年大晦日の NHK紅白歌合戦に出場したロックバンド「猪苗代湖ズ」のギタリストでもある。 -
小杉 幸一 氏
福島県「ふくしまプライド。」「来て。」アートディレクター
神奈川生まれ。博報堂を経て、「onehappy」を設立。 企業、商品のブランディングのために、デザイン思考をベースに、クリエイティブディレクション、アートディレクションを行う。 主な仕事に、福島県「来て。」「ふくしまプライド。」「誇心館」、SUNTORY「特茶」、SUZUKI 「HUSTLER」「SPACIA」、2022年度前期連続テレビ小説「ちむどんどん」ロゴデザイン、日本テレビ「ガキの使いやあらへんで」ロゴデザイン、NatureLab「CIデザイン」、中部薬品「Vdrug」、STARFLYER「輝く人の、」、Yellow Magic Orchestra「YMO40(40周年企画)」、日本郵便「手紙の部屋」などがある。 多摩美術大学統合デザイン学科講師
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石井 麻木 氏
写真家
写真家。東京都生まれ。写真は写心。一瞬を永遠に変えてゆく。 各地で個展をひらくほか、詩と写真の連載、CDジャケットや本の表紙、映画のスチール写真、ミュージシャンのライブ写真やアーティスト写真などを手掛ける。東日本大震災直後から東北に通い、現地の状況を写し続けている。2014年、写真とことばで構成された写真本『3.11からの手紙/音の声』を出版。2017年、同写真本の増補改訂版を出版。大きな反響を呼び全国で同タイトルの写真展の開催を続ける。2023年、震災を知らないこどもたちにも希望と記憶を繋いでいけたらと、写真絵本『ただいま、おかえり。3.11からのあのこたち』を出版。収益は全額寄付している。
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半沢 健 氏
フォトグラファー/ムービーカメラマン
2008年に初めての風景写真集「RHYTHM」を発表。同年、MIHARA YASUHIRO氏が主宰した写真展"RHYTHM"が東京のSPIRALGARDENで開催、2010年2月、ロンドンのV&A博物館で開催された「V&Sports」展で、作品を発表。2013年には、旅の途中で偶然廃車を見つけたことをきっかけに制作された写真集「HI-LITE」を発表。2016年11月には、東京の104GALERIEで「104」展を開催し、2018年7月にはzakura東京で「ROOM」展を開催。2023年2月には市川海老蔵写真集「EBIZO」を発表し、これまでの展示や写真集を通じて異なる視点で美しさや人生の一瞬を捉え、芸術として魅了しています。
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福島県広報課長
「来て。」ポスター作成担当
福島県公式イメージポスターは、 「来て。」「呑んで。」「味わって。」「住んで。」「ふくしま。」のシンプルかつ力強いコピーと県内で撮影された絵画のような美しい写真が特徴です。
福島県の今と魅力を県内外に伝えるため、毎年継続的に制作しており、本県を応援してくださるたくさんの方々のご協力で、全国各地に掲出いただいております。
※「市町村賞」に関しては、箭内道彦氏並びに各市町村において審査しました。
- 【募集テーマ】
- 福島県の美しい風景や風土、人々の暮らしなどの魅力が伝わる絵画のような写真
- 【応募期間】
- 2025年5月29日(木) から 2025年9月1日(月)23:59 まで
- 【応募方法】
- 特設サイト応募フォームから応募
- 【応募資格】
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居住地、国籍、年齢、性別を問わず、どなたでも参加できます。プロ・アマチュアも問いません。
※応募は個人かつ実名に限ります。
※未成年の方は保護者の同意が必要です。
- 【応募点数】
- お一人様 10点まで
- 【応募写真について】
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- 応募者ご本人が、福島県内で撮影した写真に限ります。
- 2023年1月以降に撮影された写真が対象です。
- 単写真のみ受付します。(組写真不可)
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他コンテストに応募中の写真、および類似写真の応募はご遠慮ください。
※応募者ご自身のSNSやWebで発表済みの写真、他コンテストで落選が確定している写真は応募可能です。 - 商用利用されている写真は応募できません。
- 被写体の肖像権及び著作権等は応募者ご自身の責任で必要な許諾を得るなど問題が生じないことが応募の条件となります。トラブルが発生した場合、主催者は一切責任を負いません。
- 撮影機材は問いません。
- 【写真データ仕様】
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- ファイル形式:JPEG
- データサイズ:できるだけ高解像度(推奨:短辺3,000px以上)で保存してください。
- ポスター制作時に一部トリミングやレタッチ、写真データのアップスケーリングを行う可能性があります。
- 応募写真のアスペクト比指定はありませんが、ポスター制作時に5(横):4(縦)のアスペクト比にトリミングされます。※
- 選考の過程でRAWデータ・Exif情報の提出をお願いする場合があります。
- 色調補正、明るさ・コントラスト調整、トリミングなど、写真の印象を大きく変えない範囲での補正は認めます。
- 【加工・レタッチに関するルール】
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- 実際の風景を改変するような過度なレタッチ(例:電線・鉄塔・看板・建物の削除、空の置き換え、被写体の追加・削除など)は不可とします。
- AIを使用して生成・追加・削除された要素を含む写真の応募はできません。これには、画像編集ソフト等に搭載された生成系AI(例:生成塗りつぶし、空の自動生成など)を利用したレタッチも含みます。
- 複数の写真を合成した写真、またはそのように見なされる写真は審査対象外となります。
- ウォーターマーク等の文字およびサイン入りの写真は審査対象外とします。
- レタッチ内容について確認が必要と判断された場合、事務局よりご連絡させていただくことがあります。
- 入賞候補者には、元データ(RAWまたは未加工JPEG)のご提出をお願いする場合があります。ご協力いただけない場合は選考対象外とすることがあります。
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応募フォームでご入力いただいた情報に基づいて審査を行います。応募受付後の入力情報の修正、写真の変更・取り消しは一切受け付けません。
撮影地の市町村名を誤入力された場合、市町村賞の審査対象外となります。
- 【著作権および使用について】
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- 応募写真の著作権は、撮影者本人に帰属します。ただし、福島県および該当市町村が広報等に使用する場合、非独占的かつ無償で使用を許諾いただきます。
- 使用時に著作者人格権を行使しないことに同意していただきます。
主催 福島県
- 【応募に関する内容のお問い合わせ】
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来て。ポスターフォトコンテスト事務局
(㈱山川印刷所内)
info-contest@fuku-official-posters.jp
- 【事業に関する内容のお問い合わせ】
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〒960-8670 福島県福島市杉妻町2-16 福島県広報課
TEL:024-521-7124 [平日]8:30-17:15

審査員代表 箭内道彦氏コメント
力強い生命の胎動。灰色の雲の向こうの青空。橙色の夕陽を透かす逆光の苗、風になびくその姿を映す鏡のような田の水面の波紋。苗たちを植え、育てる人間の存在と表情まで想像させる一枚。まさに大地の営み。匂いと湿度、気温と肌触り。ふくしまに吹くしあわせの風。低い重心に構えたカメラアングルが秀逸です。県公式ポスターに必要なのは継続と進化。それを体現するこの作品に、「来て。」という言葉が良く似合います。撮影地は喜多方市 塩川町吉沖。敢えて著名な観光名所ではないその場所で撮られたこの写真が、コンテストに新しい風と力を届けてくれました。